


本サイト完売御礼:引き続き、下記の公式サイトおよびお取扱店でご購入いただけます。
https://community-based.org/journal/journal002/
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一般社団法人RELEASE;により制作された書籍『Community Based Economy Journal 002』にライターとして参画し、本書に収められた読み物のうち下記2つを担当させていただきました。
・# 1 美しい経済の風景の、つくり方を訪ねる(寺田本家/寺田 優)
・# 2 美しい経済の風景の、感じ方と出会う(山極 壽一/総合地球環境学研究所 所長)
本書は有限責任事業組合 涌出のウェブストアでオフィシャル販売されている他、お取り扱いショップもいくつかあります。詳細はRELEASE;のウェブサイトからご覧ください。
(以下、書籍について公式より抜粋)
https://community-based.org/journal/
■『Community Based Economy Journal − 美しい経済の風景をめぐる旅の記録 −』とは?
本誌は “Community” と “美しい” という二つの感覚を糸口に、グローバルに展開する企業からローカルに根ざす商いまで、規模や拠点を問わず、私たちが美しいと感じる経済の営みを訪ね、対話し、その背後にある人々の哲学や態度、創意工夫や仕組みを記録しています。
ビジネスが内包している「文化が経済を育て、経済が文化を育む」という側面にスポットを当て、希望の持てる経済活動の選択肢が世の中に増えることを願い、創刊しました。
■本号に寄せる思い
創刊号と本号を通じて三十九名の方々と「美しい経済の風景」をめぐる対話をしてきました。各地を訪ね歩き、そこにある営みが宿す美しさに目を向け、耳を傾けてきました。そして今、想い浮かぶのは「生」という字です。より正確には、「生」という字が内包する「土」の質感についてです。
「生」という字は、草の芽の形を表す「屮」と「土」を合わせ、土の中から草が生えてくる情景を示した図形だといいます。そこには「生」を可能にする「土」の存在があることがわかります。
ある人にとってそれは、「風土」であったり、「信頼」であったり、「人の尊厳」であったり、「土地の記憶」であったり。いずれの「土」の質感も、「固有の生命性」を感じるもの。地域固有であり、その人やそのコミュニティ固有のものであり、人が「生き生き」と「生きる」土台となるもの。「いのち」が根ざすもの。
三十九名の方々との対話を通じて、「固有の生命性」が育まれている風景を、ぼくは「美しい」と感じているのだと気づきました。
美しい経済の風景は、「土」の中から生えてくる。
「土」の質感を手がかりに、各地各様の経済の風景をたのしんでみてください。
『Community Based Economy Journal』編集長 桜井 肖典
名称:Community Based Economy Journal 002
- 美しい経済の風景をめぐる旅の記録 -
発行:一般社団法人リリース
販売:有限責任事業組合 涌出
サイズ:A5変形
ページ:240ページ
言語:日本語
ISBN:978-4-911085-02-8